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2017.11.29

感染症予防には口腔ケアを!

こんにちは、中村です。
最近空気の乾燥がつらくて、夜間は加湿器がかかせなくなってきました。
空気の乾燥により増えるのがウイルスなどの感染症です。

患者様の中にもインフルエンザにかかっていたとおっしゃられる方がちらほら出てきています!皆さんがインフルエンザ予防として思い浮かぶことは何でしょうか?
まず思い浮かぶのが うがい と 手洗い ですね!また、人混みに行くときにはマスクを着用する方も多いでしょう。それ以外に注目されているのが、口腔ケアなのです!
口腔内細菌が作り出すプロテアーゼやノイラミニダーゼという酵素が粘膜を破壊し、ウイルスの侵入を容易にします。また、そのノイラミニダーゼ酵素を介してインフルエンザウイルスは増殖します。
日本大学歯学部の研究によると、口腔ケアを行い口腔内細菌を減少させ、産生するノイラミニダーゼを少なくすればインフルエンザ感染を抑制できる可能性があると報告しています。また県歯科医師会の調査では、口腔ケアによりインフルエンザの発症率を10分の1に減少させたという報告もあります。
歯垢や歯石、歯周病、舌苔などがあると細菌が増殖してしまいます。ご自身でしっかり歯磨きやフロス、歯間ブラシなどを頑張っていたとしても、どうしても手が行き届かなく磨き残しがあるという方もたくさんいらっしゃいます。
そんな際には、かかりつけの歯医者さんで定期検診やクリーニングを頼んでみてくださいね♪

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