医長です、皆様あけましておめでとうございます!!

今年は暖冬らしいですが、ついに関東にも雪が降りましたね。少しでしたけど・・・

でもやっぱり例年に比べると寒さの尖り方(?)が違うような気がします。

暖かい方が嬉しいんですが、あまり異常気象だと心配になってまう医長です。

 

さて、Part1から少々時間が空いてしまいましたが、『大人の矯正治療』繋がりのお話をしようと思います。

結論から申しますと、『歯周病のメンテナンスは重要だよ、矯正治療で歯並びを改善するとメンテナンスをしやすくなりますよ』ということなんですが。

歯周病と矯正治療についてもう少し深いところまでお話しますね。

 

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上の図は、歯周病が発症してから軽度→中度→重度と進行していく状態を表しています。歯肉が腫れ、炎症を繰り返すことで骨が溶けていっているのがわかりますね。

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上にある図は、正常な歯周組織(左)と歯周病に罹患した歯周組織(右)を比較した図になります。

正常な方は、歯肉が締まって歯槽骨にも十分高さがあります。対して歯周病に罹患している方は、歯肉がブヨブヨに腫れ、炎症を繰り返したことにより歯槽骨は溶け、だいぶ下に下がってしまってします。

骨は溶けているのに、歯肉が腫れて厚みがあるので土台である骨が下がってしまっていることに気付きにくいんです。

残念ながら下がってしまった骨は元の状態に戻すことはできません。

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①の図は正常な歯周組織

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②は歯周病に罹患した歯周組織で、③は②の状態から歯周病の治療をし、腫れてしまった歯茎が締まった状態を表しています。

そう!!ここがミソです!!!

炎症を取り除くと歯茎が締まる→結果歯茎は下がります。

歯槽骨が溶けるレベルまで歯周病が進行した患者さんは、歯周病の治療後に歯茎が下がることが多いです。

『×下がる、〇締まる』ですね。『締まった』結果『下がる』んです。

下がるんですが、それが本来の姿なんです。そのまま放っておくと少しずつ歯槽骨が吸収していき、いずれは歯が使えなくなってしまう事も考えられます。

 

そこで過去のブログの『矯正治療ができないと諦めていませんか?Part1』に繋がるのですが、

歯並びが良くなることで、ご自身での歯ブラシのしやすさが格段と変わります。今後何十年も毎日歯ブラシをしていくことになりますが、『歯ブラシの難易度』が低くなることで、必然的に虫歯や歯周病の予防につながるんです。

おぐら矯正歯科では、まず歯周病の治療が必要であると判断した患者さんに、歯周病の治療をしてきて頂いて、そこから矯正治療をスタートしています。

また、矯正装置がつくと、必然的にハブラシがしづらくなるので、矯正治療中に歯周病が進行しないように口腔衛生のプロによる徹底的なハブラシ指導を行っています。

 

矯正治療をお考えの方も、そうでない方も、今一度お口の中のメンテナンスのあり方を見直してみてはいかがでしょうか?