こんにちは、中村です。
最近日中は暖かくても夜になると寒くなってきましたね。
患者様の中にも、風邪気味とおっしゃられてる方がちらほらいらっしゃるようになってきました。
我が家は風邪はないのですが、つい先日 息子が手足口病になりました!
手足口病は夏風邪とも言われていて、毎年6~9月ごろに流行します。
どうやら流行のピークの終盤になってしまったようです。
手のひらや足の裏、口の中などに水疱ができる病気なのですが、
原因はコクサッキーウイルスA16、エンテロウイルス71と複数のウイルスであり、
一度手足口病にかかっても違うウイルスから再度手足口病になってしまうこともあります。
近年、コクサッキーウイルスA6というのも手足口病の原因になっており、2011年と2013年に発症の過半数を占めたとの報告があります。
同じ手足口病でも、どのウイルスの感染かによって発疹の範囲や場所、高熱が出るかどうかなど症状が異なります。また、大人が感染すると重症化する恐れがあるため、お子さんからうつらないようにマスクをする・同じタオルの使用を避ける・おむつ替えの際に手袋をするなどの注意も必要です。
口の中にも症状が出るため学生時代にはたくさん勉強をしたものですが、実際に息子の症状を診て改めて勉強になりました。
これからの時期、インフルエンザなども流行してくるのでなおさら注意が必要ですね。
こまめな手洗い・うがいを心がけましょう!